8月の帰省中に、10年以上前に銅鍋を購入してくださった方から、メンテナンスのご依頼を受けました。長年使用していると、内側の錫が剥がれてくるのが通常で、その場合はKanadeの方へご連絡いただければ、再度錫引きすることができます。
10年以上ぶりに再会した銅鍋は重厚感が増し、ただ時間を経ただけでなく、丁寧に扱われ、使い込まれていた様子がこちら側にも伝わってきました。作り手から使い手に手渡され、時と共に育てていただいたんだなあと・・・
イベントなどでは銅も真鍮も磨かれたものが並んでいますが、最近では実際に我が家で使っている経年変化したものも一緒に並べています。かなりラフな手入れでも大丈夫!こんな感じになっていきます、となんとなく想像できれば・・・
確かに使っていくことで、最初の”輝き”ではなくなっていきますが、変化していく様子も楽しんでもらえればと思います。
コメントを投稿するにはログインしてください。