仕込み週間

お醤油を作る元になるお醤油用麹。ここ数年毎年この時期に、醤油の仕込みを済ませ、たまーに手をかけて、翌年の1月に1年近く使うお醤油を搾ります。それが済むと、ホッとします。「また“我が家のお醤油”を使えるよー」って、家族に新醤油を報告し、生醤油を味わいます。

(いきなりですが、)お金の場合は、いくらか溜まっても、またそのお金に追われるような、いつまでたっても落ち着かない。「これぐらい溜まっていてもだめだーっ」て。欲も感じます。ほんと、これってなんでしょうね。。。

たいしてたまっていないからか、、、笑

でも、お醤油やお味噌、薪、お米…自然の力を借りながら自分たちで手間と時間をかけて作ったものができたときは、心穏やか満たされるものがあるのです。これだけあれば当分の間は、暮らしていけるねって、ホッとさせてもらえる。

大豆と麦の醤油用麹と塩と水で仕込みます

ただいま学校がお休みなので、何年かぶりに子ども達とお味噌作りができた!

外で火を焚いて、羽釜で豆を茹でる。今年は、いつも麹をお願いしている田中麹店(飯田市)店主直々に麹を配達していただき、丁度大豆が茹で上がったタイミングだったのをいいことに、豆を味見してもらい火の通り具合を確認してもらえました◎

店主曰く「柔らかく茹でた後、火を止めて冷めるまで鍋の中で蒸らすといい。そうすることで、煮えムラがなくなり、風味と香りがたって豆のねっとり感が更に増します」とのこと。

店主のお母さん?おばあちゃん?も、「味噌造りは焦っちゃだめだにー」とよく話されていたそう。

早速、二釜目は、蒸らしを。

確かに大豆の色も違い、ねっとり感が出て潰しやすかった!

 小さい頃は、ミンサー(挽肉にする道具)から、大豆がウネウネって出てくるのが「ウ◯コみたい〜」と面白がって手伝ってくれていた息子達は体も多少は大きくなって、頼もしく石臼で豆を潰す。

そして、こちらも1年後、どんなお味噌になってくれるやら・・・ 

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