修繕しごと

修繕も承っております。Kanadeのものでなくても、うちで直せるものであれば、他の作家さんのものでも、お店のものでも引き受けています。銅製品は、長く使えるものであるのが前提で、そこがいいところでもあるから…

ただ、やはり、自分で作っていないだけに、どういう意図でそうしているのかとか、開いてみるととても厄介な修繕だったり(鉛が使用してあるなど)、新しいものを作る方が楽!?という修繕もあります。

でも、他の方が作ったものを修繕という理由で、じっくり見ることができ、どういうふうに仕事をしたかを自分なりに思い巡らせる時間も、とても勉強になり面白い。作ったものは、ほぼほぼ 職人さんが作ったであろうものと、芸大美大などを経た人のものだろう、に分かれます。(Kanadeの場合は、両方の要素ありかもしれません◎)どちらのものでも、それはそれで良さがあり関心どころもそれぞれで、修繕仕事の面白さを味わっています。

修繕し、磨き、また再び呼吸し始めたそのものを見ると、なんだか とても嬉しさがこみ上げてきます。「直せてよかった」はもちろんですが、そのものをまた多少のお金はかかるけれど、直して使おうと修繕依頼してくださることにも、嬉しくなります。

このミルクパンは、Kanadeのものではありませんが、凹み数カ所と取手が取れたのでその取り付けと磨きのご依頼。取手取り付け前。修繕前の写真をうっかり忘れることはよくありまして、、、 でも、綺麗になったことは想像していただけると思います!

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